治療院デスクより、、、
本日もブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
昨日は痺れに関するお話をさせていただききました。
本日も痺れについてお話をさせていただこうと思います。
今日お伝えしたいことは、痺れが全く別の場所から起こることがあるのは、ご存知でしょうか?ということです。
この言葉を聞いたことがありますでしょうか?
ロングトラクトサイン
これは痺れが遠くの組織にも影響することを意味しています。
障害されている部位以外で異常感覚や運動麻痺が起こったりする所見です。
例えば頚部で神経に絞扼が強く起こり、それが下肢にも症状が出るということがあるんです。
患者様の中でも下肢に痺れがある方に対して、下肢だけに囚われるのではなく、
このロングトラクトサインを知っていると、上半身を見るような視点も備わります。
このロングトラクトサインを考える上で、今日ご紹介する筋肉はこちらです。
斜角筋です
よく斜角筋症候群なんて言葉を聞くと思いますが、このように斜角筋が神経を圧迫し上肢に痺れが出ることは有名です。
しかし、このロングトラクトサインのように、斜角筋が影響して下肢の痺れを招いていることもあるんです。
ですので下肢の痺れがある方に対し、下肢だけにとらわれずこのロングトラクトサインを知って、
頚部も評価・治療対象となるように意識して見てください。
特にこのような所見が見られるのは
腰痛で下肢に痺れがあり、そのほかに肩こりや手の痺れなどがあれば、特に見ていただきたいと思います。
本日もブログを最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。
ー 峯田 淳
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