2016年12月7日水曜日

腰痛改善の糸口を見つける方法

from 峯田 淳
大分駅より、、、



本日もブログをご覧いただき本当に
ありがとうごうざいます。

本日も疼痛に対するヒントとアイデア
を理学療法士、柔道整復師のあなたに
お届けできればなと思っています。



本日は問診の重要性についてお話し
していきたいと思います。



以前私の患者様で、仕事内容が、
重いものを運ぶ作業が多い患者様
がいらっしゃいました。
そのかたはいつも腰痛に悩まされながら
仕事をされていました。
もっと痛くなったらどうしよう、
この先どうなるか不安だ、
という思いの中で仕事を続けられて
いたそうです。



前回までの話で
腰痛患者さんをみていく上では、
筋膜のつながりを理解することが
とても重要なことを伝えさせてい
ただきました。



結果から言うと、この患者さんは
右の肩の上でいつも荷物を持っており
頚部の筋肉が硬くなることによって、
腰痛が出ていたというケースでした。



ここでお伝えしたいことが
筋膜の特性問診
についてです。



人には、くせ、というのがあ
ります。

普段の生活動作や仕事において
体の使い方など、人それぞれ違い
ます。

筋膜には形状記憶が備わってい
ることをご存知でしょうか。

痛みや硬結ができる原因を把握する
にはその人の普段行っている動作や
姿勢、というのが非常に重要な
ポイントになってくるのです。

身体をみるのはもちろん、生活動作も
みるということです。


そんなの当たり前だ!
と思われるかもしれませんが、
実際の臨床現場では
どうでしょうか?


いつ、どんな時に、どうしたら痛い
のか。どれくらいの期間続いているのか、
朝・昼・夜?痛みの程度は?何か思い
当たることは?
仕事や趣味は?
もともと何かご病気は?
・・・などなど



実際にこれらを全て確認できています
でしょうか?



そしてそれを理解して評価しています
でしょうか?



患者さんの数が多くなり、ついつい
この問診ががおろそかになると、、、

腰に電気をあててみましょう。
ほぐしておきましょう。
痛み止めを
飲んで様子をみましょう。

ではまた来週。。。という感じ

これでは何も問題を解決することは
できません。

この問診をしっかり行えていなければ、
あとで比べる指標も、日常生活での
腰痛予防も、腰痛が引き起こされた
原因も全くわからない状況になります。



慢性的な腰痛に関しては、
患部に原因がなく、筋膜のつながりを
考えて治療を進めなければなりません。

痛み止めや湿布では、その場しのぎの
対処方に過ぎないのです。

考えなければならないのは、
なぜ、
そこに、
痛みが出ているのか?

ということが重要です。

これを確認するために
全身の筋膜のつながりを把握する。
腰痛の原因となっている部位を探す。
しっかりとその部位に対して
アプローチできる。
そこに原因がでる理由を考える。
ということを意識しなければなり
ません。



ですので、ぜひ、
患者さんに触れる前に、問診で
しっかりと患者さんの情報を聞いて
ください。







本日もブログを最後までご覧いただき
本当にありがとうございます。


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ー峯田 淳

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