from 峯田 淳
治療院のデスクから、、、
JPR協会の峯田淳です
本日もブログをご覧いただき本当にありがとうございます。
腰痛にこの筋は欠かせません。
以前、大腰筋に関して腰痛を見る上での必要性を話させていただきました。
やはり腰痛患者さんを見ていくと、ここが原因で腰痛になっている患者さんはとても多いです。
今ではかなりメジャーな筋肉となっており、知っている方も多いと思われますが、知らない方はぜひ知っていただき、腰痛治療に活かしてください。そして目の前の腰痛患者さんを一人でも多く救いましょう。
それでは本日の内容です。
大腰筋をどのように見ていくか、そして、触り方を説明していきたいと思います。
大腰筋の治療が必要とわかった上で
じゃあ、どうやって触るの?
こんなに奥深いところにある筋肉なのに・・・
と思われると思います。
おなか側というより背中側についている筋肉なので、やはり他の筋肉に比べ触りにくいです。
しかしここを触れないと治療できませんし、しっかり触れられるかで、治療の質が変わってきます。
例えば誘発動作をするときでも、しっかり触れていないとヒットしないということもよくあります。
大腰筋だけに限りませんが、触察のスキルを上げなければならないのは当然です。
それでは触り方に入っていきます。
まずおへそから4~5横指の位置を探します。
これは腹直筋のちょうど境目の位置になります。そのあたりにコロンとした段差を感じることができると思います。
確認できたら垂直に指を入れていきます。
ここでポイントなのが背中側にまっすぐ入れ込むことです。
奥まできたら内側(脊椎側)にぐーっと押し入れると大腰筋を触れることができます。
ポイントをまとめると
・へそから4~5横指外側の位置を確認
・背中側にまっすぐ押し込む
・そのあとに内側に入れていく
この手順で行うと大腰筋を触れると思います。
もちろん横隔膜と接するあたりや、停止の部分も触れられないといけませんが、
まずは筋腹を捉えるのに一番わかりやすいので実践してみてください。
注意点は
いきなり押し込まなようにすることです。内臓を介して触れる筋ですし、今まで触れられたことがほとんどない筋肉なので、とても不快を与えやすいです。ソフトにゆっくり呼吸させながら実施してください。
当然ですが腹部大動脈瘤があるようなケースではむやみにやらないようにしてください。
あとは実践あるのみですが、まずあなたがやっておかなければならないことは
・教科書を見て筋肉の起始・停止を把握する。
・しっかり筋肉のイメージをする
・その他の臓器などを把握しておく
そして、その後すぐに実践してください。
数をこなしてください。
これが経験です。
どれだけこの経験を積んでいくかが、治療技術が向上できるかのカギとなります。
動画ではやり方に加え、図で説明してみましたので気になる方は確認してください。
本日もブログを最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
ー峯田 淳
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