2016年12月19日月曜日

間違った治療の進め方




from 峯田 淳
福岡空港より、、、



本日もブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。

本日も理学療法士のあなた、柔道整復師のあなたに疼痛治療のアイデアやヒントをお伝えできればと思っています。

早速ですが、
あなたは自分の治療でなかなか患者さんがよくならないと思っていませんか?

そしてこのようなことを経験をしていないでしょうか?
・痛みが改善しない
・治療前より可動域が変化しない
・動きの質が良くなったのかわからない

患者さんからは
・痛みが残っている
・可動域が拡大しているのかわからない
など言われる。。。

これらは臨床で遭遇する出来事ですが
どんな時に起こるかというと、2つ理由が挙げられます。

1つ目はそもそも治療のスキルがない

2つ目は評価ができていない

今日の内容は2つ目の評価ができていないところについてお話します。

セラピストも、患者も、効果や変化を実感できないときの原因として、
治療前と治療後の変化を捉える指標がないことが挙げられます。

治療する前の評価は治療の効果判定に大きく関わっています。

治療技術はあるのにそれを判断する指標がないと、良いも悪いも比べられません。
実際は痛みも可動性も良くなっているのにも関わらず、
セラピストも患者さんも、良くなっていることに気づけないのが問題です。

施術前後で指標をとっていないから、よくなっているのかわからない。
そうすると、自分の治療効果を実感できない。
そして自分の治療技術が悪いと思い込む。
自信を失う。
患者さんも満足できない。
また自信を失う、、、
となってしまいます。

この負のスパイラルを防ぐためには、やはり治療前の評価がとても大切です。

では、結局どうすれば良いのか?ですが

重要なのは疼痛誘発動作を行った、そのポジション、角度での痛みの程度が重要なんです。
これが前後の指標になります。ここで初めて治療前と後の状態を比べることができます。
ですので、治療後にあなたが同じ部位で止めてあげなければなりません。
そしてそのポジション、角度、動作での痛みの程度を確認するのです。
そうでないと、改善した体を気づかないうちに、さらに治療していくということになります。

治療効果を証明するためにもこの評価が重要なんです。
なので良い治療は良い評価から生まれてくるのです。

治療を始める前に、しっかりと指標を取ってください。
そうすることでこれまであなたが結果を出せていたのに、気づかないでいたことも、小さな変化も気づけるようになります。

自分も患者さんも実感できます。

結果、患者さんとより信頼関係も構築していけます。
ですので、しっかりとこの評価を意識しながら明日からの臨床に挑んでいただければと思います。


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本日もブログを最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。



ー峯田 淳


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