from 峯田 淳
治療院デスクより、、、
本日も動画をご覧いただき本当にありがとうございます。
本日も理学療法士、柔道整復師のあなたへ臨床のヒントやアイデアをお届けできればなと思います。
今年もあと2日で終わりですね。
毎年この時期は疲れと、飲み会と重なり体調を崩しやすかったのですが、
今年は体調をコントロールすることができ、新年を元気に迎えられそうです。
さて早速本題に入りたいと思いますが、
本日の内容は姿勢についてです。
臨床で姿勢を見ることは
当たり前だと思いますが、問診と同様に、この姿勢の確認もせずに治療を進めていくことが実際の臨床現場ではよくあります。
恥ずかしながら私も病院勤務時代には、患者さんの人数が多いことを理由に、流れ作業のように施術をしていたこともあります。
今では本当に反省しています。そして病院勤務時代に感じた気持ちとして、、、
自分は何をしているんだろう?
この仕事は自分じゃなくてもできるのではないか?と思うことさえもありました。
そんな状態では患者さんもよくなるわけがありません。
患者さんを治せない原因の一つは、治療に入る前にどれだけ評価できるかです。
そこで治療の結果が大きく変わってきます。
当たり前のことながら、実際に姿勢を見る。実際に触れて確認する、そして患者さんに結果を落とし込んで治療をしていくことが大切です。
今回も姿勢を見るだけでも治療の手がかりや、日常での生活動作指導などに落とし込めることがありましたので、説明させていただきます。
今回来られた患者様は立位で肩甲帯、骨盤の右側への傾きがありました。骨盤に関しては右側でやや後傾位となっていました。
頸部・肩甲帯を治療することで腰部の痛み、姿勢の改善が認められました。
重心も中心に来るようになったのですが、普段から右重心を取っていた方なので、重心位置が正中に位置した際、今まで右側にかかっていた体重が左右同じくらいに荷重がかかるため、左側としてはいつもより体重が左側へかかってきて異常と感じてしまいます。
これは人間の体が今現在(治療前)の状態を正常と捉えているため、施術後の状態を異常と捉えてしまいます。これでは元に戻ってしまうので、視覚的にも患者さんにわかっていただき、普段の動作や姿勢の指導を行います。
患者さんご自身でも意識することができれば、腰痛や肩こりの予防にもつながっていきます。
当たり前のようで実は臨床で手を抜いてしまう作業が、問診と視診だと思います。
しかし、そこから得られる情報は多くありますし、治療の結果に大きく関与してきます。
ですのでしっかり姿勢をみて評価するという基礎的なところをもう一度見直すことで
あなたの治療効果も向上していくのではないかと思います。
本日もブログを最後までご覧いただき、本当にありがとうごうざいました。
ー峯田 淳
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